サイネージと間接痛

他人の日記。こんばんは、ここはいつでも夜ですよ。

sweet wine dream

こんばんは、黒田です。

年末ですがカンケーない夢の話をひとつ。

いつぞやプリンの夢の話をしましたね?それと似たようなもんです。

 

8人掛けくらいの個室、マットな感じの黒とワインレッドを基調とした落ち着いたレストラン。僕は僕じゃなくてカメラ役で、主役はアニメのキャラ2人。定点→オレ→私→オレ

 

6人ほどでレストランに来てて、他の子たちがお手洗いや電話しに出ていって2人きりになった。お互いにアルコールが回っていて、いつもと雰囲気が違って見えた。柄になく相手が色っぽく思えて脈拍が上がって頬が火照る。甘いデザートワインをワインタンブラーに注ぐ。

ラクラする。甘い匂い、騒がしい声が壁越しに聞こえる、2人きり。

おい、って声をかけられて、注ぎ口がこっちに向いてたからオレもタンブラーを差し出した。両手で持ってたのが間違いだったんだ。傾いたボトルは水面が上がっても立てられなくて、だけどオレはそれを黙って見てた。溢れるワインを黙って見つめた。あまり冷たくもなかった。

手のひらからこぼさないようにだけ気をつけてた。指をピッタリくっつけて、椀のようにして、じっとしてた。そうしたらアイツが、じっとオレの手のひらを見つめて、ゆっくり顔を近づけた。それでそのまま、オレの手のひらに溜まったワインに口をつけた。

自分がワインを啜る音が聞こえて、心臓が爆発しそうだった。なんでそんなことしたか、気が確かではなかったんだと思う。酒を飲んだからか?いやにドキドキするし、体は熱いし、こんなおかしなこと今すぐやめるべきだと分かっているのに、タンブラーから飲むよりずっと甘くて、それにアイツがあんな顔するから。水溜りがなくなったのにやめられず、指の隙間に少しだけ残った分を舐めた。手のひらの皮膚の感触と微かな甘みと、熱い体温。味のしなくなるまで。

手のひらを這う舌の生温かさ。伏せられた睫毛を見つめて、必死に息を押し殺した。

 

っつーね…人の手からなんか食べたら飲んだりする系好きだな⁈前世が犬かなんかだったんでしょうかね…あるいは単純に性癖か。

はーあ。デザートワイン買ったからですかね、こういう夢見たの。